積水ハウス ニュースレター

平成22年6月17日

 
 
 
ベッドに横になるだけで心拍・呼吸・体動の生体情報を計測
非接触・非拘束型生体センサーシステムを開発
 
 

 積水ハウス株式会社は、アミタテクノロジー株式会社(社長:富田 誠次郎氏、所在地:東京都千代田区)と共同で、ベッドに横になるだけで心拍・呼吸・体動の生体情報を計測・分析できる非接触・非拘束型生体センサーシステムを開発しました。

 同センサーシステムは、空気圧の変化を検知する圧力センサーを備えたセンサーパッドと、そこから得られた信号を解析するセンサーユニットで構成されています。生活者が同センサーシステムの上で横になるだけで心拍・呼吸・体動の生体情報を計測・分析することができるため、特別な機器を直接肌に装着したり体の動きを制限する必要がなく、睡眠中にうつ伏せや仰向けなど生活者の体位が変化しても安定した計測が可能です。さらに、同センサーシステムでは、得られた生体情報から生活者の“入眠判定”“睡眠深度”“覚醒予測”“居眠察知”をリアルタイムに判定することができます。

【非接触・非拘束型生体センサーシステムの設置例】

 昨今、睡眠時における乳児の突発的な異常・事故や在宅介護を必要とする高齢者の増加、ストレスなどによる睡眠の質の低下などから、生活者がより快適で安心して暮らせるように睡眠時の異常を周りの家族や介護施設の管理者などにタイムリーに知らせたり、生活者の睡眠の質の改善をサポートするためのシステム開発が求められています。

 今後、当社は同センサーシステムと住宅内の集中制御システムなどを連動させ、生活者の睡眠状態に合わせた設備機器(空調・照明など)の制御や生体情報の異常をリアルタイムで知らせる警報システム、介護施設での入所者の安全管理などに活用できるよう検討を進めてまいります。

 

同センサーシステムの研究開発を進めるために必要な実験データの取得については、奈良女子大学生活環境学部・久保博子研究室の協力のもと、当社が平成18年6月に東京都国立市の住宅街の一角に建築した研究施設「サステナブル デザイン ラボラトリー」において行いました。

<非接触・非拘束型生体センサーシステムを活かした提案・サービスの例>

●おやすみ省エネセンサー(仮称)

 

生活者の睡眠状態に合わせて空調や照明などを制御し、快適な眠りと省エネをサポート

 

●赤ちゃんモニター(仮称)

 

ベビーベッドに組み込んだ生体センサーがリアルタイムに乳児の生体情報異常を察知し、アラームなどで親に通報

 

●みまもり安心サポート(仮称)

 

介護施設などにおける入所者の生体情報の異常や徘徊(離床状態)の状況などをリアルタイムで管理人に知らせ、入所者の安否確認をサポート


■非接触・非拘束型生体センサーシステムの仕組みと活用範囲

携帯情報端末などを用いて、計測した生体情報のリアルタイム表示が可能。

■「サステナブル デザイン ラボラトリー」(所在地:東京都国立市、敷地面積:396.559㎡)

「サステナブル デザイン ラボラトリー」では、日本の風土や文化、自然の風や光を採り入れるための先端技術を活かしながら、縁側空間を採り入れた日本の伝統的な暮らしの再生や、太陽光や間伐材などを活用した代替エネルギーの効率的利用など、サステナブルな暮らしを送るための様々な提案や実証実験を行っています。

☆「サステナブル デザイン ラボラトリー」の専用サイトは こちら


<本件に関するお問合せ先>

積水ハウス株式会社
広報部
(大阪) 06-6440-3021
(東京) 03-5575-1740

※掲載内容は発表時点のものであり、現在の内容と異なる場合がありますのでご了承下さい。