まちのランドマーク「緑育プラザ」 | 八王子みなみ野シティ「シフォンの丘」

コミュニティ

街づくりのテーマである「緑育の街」を実感できる街の要となる大切なオープンスペース。単なる公園・集会機能だけではなく、住まい手が愛着を感じるスペースにし、積極的に人々の交流を促します。

緑育プラザ

七国シフォンの丘公園＋緑育プラザは、街づくりのテーマである「緑育の街」を実感できる街の要となる大切なオープンスペースです。単なる公園・集会機能だけではなく、住まい手が愛着を感じる建築とすることが大切だと考えております。 住宅地の中央部・メインゲートの至近に位置する公園と緑育プラザは、一体的なデザインにより、フレキシブルな使い勝手が可能になるとともに、視覚的なシンボル性を有する住民のための居住環境の延長空間を目指すものです。ときに公園と施設は、「舞台」－「客席」、「舞台」－「舞台」、「客席」－「舞台」の関係性で住環境を彩ります。
: 一次造成の地形を活かした公園は、いくつかの平場と穏やかな斜面による構成となっている。そのため、隣接する全方向からのアクセスが可能なものとしている。また、遊具の設置は最低限のものとし、平場、斜面地、石垣、床仕上、散りばめられた自然石の各々がファニチュアとなり多世代が利用しやすい構成にした。

敷地配置図

: 公園とのレベル差を活かした大階段により、一体的な構成で存在している緑育プラザは、「緑育の街」の中心施設として下記の機能を想定して計画しています。
●自治活動の拠点としての機能
●コミュニティ活動をバックアップする機能
●住環境の＋αとしての機能
上記を満足するため、極力フレキシブルかつ明快なプラン構成とし、平屋造りの全天候型オープンスペースを持つ施設としました。私たちは、完成した施設を作り提供するだけではなく、あえて未完成の建築を提案し、住民が緑育のテーマを実践しながら緑の力を生かして徐々に創り上げる建築こそが、緑育プラザには相応しいと考えています。子供達が自然と集まりたくなる空間を内包し、街の記憶のすみかとしての緑育プラザでありたいと考えておリます。