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CSV戦略⑥海外への事業展開 高品質でサステナブルな住まいづくり・まちづくりを広げ世界の安全・安心・快適な暮らしと地球環境保全に貢献する

重要なステークホルダー:現地デベロッパー、海外のお客様

進捗状況

「強み」を生かせる国・地域で、良質な住まいづくり・まちづくりを展開

活動報告

アメリカ:環境に配慮したコミュニティ創造に高い評価

写真:エコセレクト住宅で構成された「ウェンデル・フォールズ」

エコセレクト住宅で構成された「ウェンデル・フォールズ」

アメリカでは2010年からコミュニティデベロッパーとして30以上の郊外型宅地開発のプロジェクトに参画し、うち5プロジェクトが「全米Top50コミュニティ」にランクインしています。さらに2013年からはホランド・パートナー・グループと共同で、都市型賃貸住宅の分野でも複数の開発プロジェクトを手掛けています。

2013年にノースキャロライナ州で開発した郊外型宅地「ウェンデル・フォールズ(Wendell Falls)」は、断熱・節水効果が高く、屋内空気環境に配慮したエコセレクト住宅で構成。米国の平均的住宅よりもエネルギー効率が38%も高いコミュニティであると、住宅のエネルギー効率に関する全米基準「HERS Index」の認定を受けています。

VOICE

写真:ホランド・パートナー・グループ 最高経営責任者 クライド・P・ホランド氏

共通目的のもと、高品質な開発に共に励んでいます

ホランド・パートナー・グループ 最高経営責任者
クライド・P・ホランド氏

当社と積水ハウスは「経済的・社会的責任を果たすための基盤の創造」という共通目的のもと、2013年に業務提携しました。働くことと生活を楽しむことを結び付ける、高品質な都市型賃貸住宅の開発や商業施設・オフィスを含む複合開発などを通じて、人々の健康と環境を守るために共に励んでいます。

開発案件の中には、以前は工業地であったところを持続可能で理想的な住環境に一変させた例もあります。積水ハウスの企業思想に基づく創造的な共同事業の目標設定や、リスクとリターンが最適化された優れた開発案件の推進、そして当社グループに寄せてくれた全幅の信頼に、深く感謝しています。

オーストラリア:「SATOYAMA(里山)」でコミュニティの醸成を促進

海外事業の手始めとして2008年に進出したオーストラリアでは、地域の環境・文化に適応したマンションや宅地開発、戸建住宅の建設事業を展開。これまでに8000組以上のお客様と契約を結んでいます。

同国の宅地開発では一般的にまず樹木をすべて伐採して更地にしますが、当社が現在、シドニー郊外に開発・販売中の大規模分譲宅地「ザ・ヘリミテージ(The Hermitage)」は、旧来の地形、既存樹木を詳細に調査した上で、本来の自然を極力残すべく宅地や道路、公園などの配置を計画。「経年美化※1」の思想のもと、地域の生態系や景観の保全とともに、幅広い世代の人々と自然がふれあう場としての「SATOYAMA」によってコミュニティの醸成を促進していることが高く評価され、販売も好調に推移しています。

また、2012年にシドニーハーバー沿いに完成した分譲マンション「ザ・ウォーターフロント(The Waterfront)」では、室内の段差解消や使いやすいワイドスイッチなどユニバーサルデザインを積極的に導入。アフターサービスの面でもきめ細かな対応に努めています。

  • ※1 経年美化:周囲の自然環境や原風景を生かした景観づくりなどで、歳月を重ねるごとに美しくなるまちづくりの思想。

既存の地形、樹木を残した「ザ・ヘリミテージ」

既存の地形、樹木を残した「ザ・ヘリミテージ」

「ザ・ウォーターフロント」の「サバンナ」棟

「ザ・ウォーターフロント」の「サバンナ」棟

中国:現地スタッフと価値観を共有し、各都市の発展に貢献する開発を推進

「5本の樹」計画に基づく植栽(太倉「裕沁庭」プロジェクト)

「5本の樹」計画に基づく植栽(太倉「裕沁庭」プロジェクト)

中国では、地域によって文化や生活習慣が大きく異なるため、プロジェクトごとに現地拠点を設けています。現地の習慣を尊重しながら、日本の品質や日本式のサービスをお客様にお届けできるよう、積水ハウスの駐在員と多くの現地スタッフとで意見交換をしながら、密な協力体制を構築して事業を進めています。

2015年10月には、瀋陽の中心地に都市型高層マンション「裕沁府」が完成。都会の商業施設集積地に位置し、ハイセンスな外観によって瀋陽の新しいランドマークとなっており、まち全体のイメージアップにも寄与しています。

また、太倉では、約7haの敷地に11棟のマンションが建ち並ぶ、総戸数511戸の「裕沁庭」プロジェクトが進行中。敷地全体には、当社の「5本の樹」計画※2のコンセプトに基づいた自然の景観を形成。在来樹種を植え、散歩道をつくり、自然とふれあう暮らしを住人の方々に提供できるよう、開発を進めています。

シンガポール:都市生活の中に緑と親しむ豊かな空間を創出

自然と親しめる共有空間「ヒルスタ」

自然と親しめる共有空間「ヒルスタ」

シンガポールでは、現地の大手デベロッパーと共同で、人口密度の高い都市でより豊かな暮らしを実現することを目指し、これまでに八つのプロジェクトに携わっています。

コンドミニアム(分譲マンション)開発事業では、2017年竣工予定の「エコ(eCO)」や2016年竣工の「ヒルスタ(Hillsta)」に代表されるように、当社の「5本の樹」計画※2の思想を取り入れ、敷地内に計画的に植栽を配置した自然豊かな散歩道を設けるなど、自然に親しめる共用空間を設けることで、住まい手の豊かな生活とコミュニティづくりを支援しています。

また、2014年に開始した分譲オフィスの開発プロジェクト「ウッズスクエア(Woods Square)」でも、「緑と親しむオフィス」という新コンセプトに沿って、緑に囲まれてリラックスしたり交流したりできるオープンスペースを充実させ、新しい価値を生み出せる職場空間の創造に取り組んでいます。

  • ※2 「5本の樹」計画:「里山」を手本に生み出した、地域の生物にとって活用可能性の高い在来樹種を植栽して生物多様性を保全する当社独自の庭づくり提案。国際事業においても、基本コンセプトに掲げて取り組んでいます。

主要指標の実績(KPI)

国際事業の売上高(億円)

グラフ:国際事業の売上高(億円)

国際事業の経常利益(億円)

グラフ:国際事業の経常利益(億円)

評価

アメリカでの宅地、オーストラリアでのマンション販売が好調に推移しているほか、中国でもマンションの引き渡しを開始。シンガポールでは全物件で高い契約率となっています。2015年度においては中国の一部プロジェクトで資産の評価を見直し、損失計上しましたが、事業としては順調に推移しています。

今後の取り組み

各エリアの住宅市場の状況や事業適応性などを判断しながら、現地デベロッパーと提携し、事業採算性を確保しつつ、都市開発事業や住宅建設・販売事業を進め、「住環境創造企業」として現地の住環境や住文化の向上に努めていきます。

  • CSV戦略① 住宅のネット・ゼロ・エネルギー化
  • CSV戦略② 生物多様性の保全
  • CSV戦略③ 生産・施工品質の維持・向上
  • CSV戦略④ 住宅の長寿命化とアフターサポートの充実
  • CSV戦略⑤ ダイバーシティの推進
  • CSV戦略⑥ 海外への事業展開

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Sustainability Report 2016

CSV(共有価値の創造)に向けた取り込み

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