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環境

マテリアルバランス

マテリアルバランス(事業活動の環境負荷の把握)

住宅の開発・設計、原材料、工場生産、輸送、施工、居住、解体、処理のライフサイクルの各段階における環境負荷を、グループ会社や協力会社と共同で把握、事業活動に伴う環境負荷データを公開しています。スコープ1,2,3を公開し、サプライチェーンと共にCO2削減を目指します。

2016年度の環境負荷について

2016年度事業活動に伴う環境負荷データ

図:2016年度事業活動に伴う環境負荷データ

集計対象範囲:
積水ハウス、国内の主要な連結子会社(45社)、海外の主要な連結子会社(11社)。スコープ3のCO2排出量は、積水ハウスグループ外データを含む。
集計対象期間:
原則として2016年度(2016年2月~2017年1月)。データ集計の制限から、一部データは推計値を含む。

(参考)海外事業におけるエネルギー消費について

積水ハウスは、中国、オーストラリア、アメリカ合衆国、シンガポール等で事業を展開しています。その事務所活動等により消費している電力・ガソリン等のエネルギー使用量は、開発・設計部門に計上しています。なお、積水好施新型建材(瀋陽)有限公司の使用エネルギーは工場生産に計上しています。

2016年度スコープ1,2,3 CO2排出量

GREENHOUSE GAS PROTOCOL※4の考え方に基づくスコープ1,2,3排出量を集計・開示しています。スコープ1,2 排出量のうち「施工」と「解体」に起因するものには、当社グループ外の協力工事店等の施工や解体によるCO2排出量(スコープ3に該当するもの)を含みますが、住宅施工と解体の業態上、分離することが難しいため、便宜上スコープ1,2として算定しています。

  • スコープ1:積水ハウスグループが使用した燃料に伴うCO2排出量(80千t-CO2
  • スコープ2:積水ハウスグループが購入した電力と熱に伴うCO2排出量(46千t-CO2
  • スコープ3:積水ハウスグループ外の事業者が、原料採掘から原材料製造、輸送、廃棄物処理のために使用したエネルギーに伴うCO2排出量ならびにお客様等が居住時に使用したエネルギーに伴うCO2排出量(4,881千t-CO2

スコープ1,2,3 CO2排出量の内訳

図:スコープ1,2,3 CO2排出量の内訳

その他

  • 工場において環境関連法規制違反が発生した場合には、本社に報告が届く体制になっています。2016年度に、温室効果ガスに関する法規制等の重要な違反(刑罰、行政罰、行政指導を受けたもの)およびフロン類の重大な漏出の報告はありませんでした。
  • 使用原材料のうち工場が購入した資材の生産廃棄物については、全量をリサイクルしています。また、このマテリアルリサイクル率は94%でした。
  • 工場から河川への放流については、水質汚濁防止法や条例・協定等の基準を満足する水質としています。また、東北・関東・静岡・山口・兵庫の各工場からの放流水は、これらを上回る自主基準値を満足する水質としています。
  • スコープおよび側面のバウンダリーについて、過去の報告期間からの重要な変更は、ありません。

INPUT(投入資源量)について

組織内外の消費エネルギー原単位

当社グループは、事務所・展示場・生産工場・施工現場等で電気・燃料・ガス等からエネルギーを使用しており、温室効果ガス削減の観点から使用量を把握し、削減取り組みの参考としています。

(MJ/百万円)

  2016年度 前年度比
組織内 開発・設計 541 -85
工場生産 434 -25
施工 229 -34
解体 12 -2
組織外 輸送 256 -29
合計 1,647  
  • ※ 売上高当たりの原単位

工場生産投入資材量の推移

グラフ:工場生産投入資材量の推移

エネルギー投入量の推移

グラフ:エネルギー投入量の推移

(TJ)

  開発・設計※1 工場生産※2 輸送※2 施工※3 解体 合計
2012年 844 878 563 514 32 2,830
2013年 1,235 1,039 662 568 37 3,541
2014年 1,162 861 545 441 28 3,037
2015年 1,164 854 529 488 26 3,061
2016年 1,097 880 518 464 25 2,984
  • ※1 2013年度から、従来の積水ハウス株式会社に加え、国内の主要な連結子会社、および積水好施新型建材(瀋陽)有限公司を集計対象とした。また、2015年度から、海外の主要な連結子会社を集計対象に加えた。
  • ※2 2013年度から、エネルギーの使用の合理化等に関する法律に基づく特定荷主分、および積水好施新型建材(瀋陽)有限公司の製品輸送分を集計対象とした。
  • ※3 2014年度から、関係会社(積和建設、積水ハウスリフォーム)施工分を含む。

OUTPUT(排出量)について

廃棄物量の推移

グラフ:廃棄物量の推移

  • ※1 2013年度より積和ウッド株式会社、積水好施新型建材(瀋陽)有限公司分を含む。
  • ※2 2014年度よりビル施工および関係会社分を含む。

(T)

  工場生産 施工 解体 合計
2012年 23,700 59,600 226,700 310,000
2013年 28,146 66,745 265,989 360,880
2014年 24,081 150,829 552,485 727,395
2015年 19,427 154,922 597,990 772,339
2016年 21,145 156,583 547,446 725,174

排水の量と水質について

下水道放流の際は、放流先の基準を満足する水質としています。工場より河川への放流については、水質汚濁防止法や条例・協定等の基準を満足する水質としています。また、東北・関東・静岡・山口・兵庫の各工場からの放流水は、これらを上回る自主基準値を満足する水質としています(放流水の水質実績はサイトレポート参照)

(千m³)

下水道 509
河川 365
合計 874

廃棄物の処理状況

有害とされる解体工事等で発生する石綿含有建材については、安定型・管理型埋立処分場へ搬入し、処理しています。

また、当社グループが排出する上記以外の廃棄物については、96.4%がリサイクル用途に利用されています。

石綿含有廃棄物以外 リサイクル用途 699,081t 96.4%
埋め立て処分 17,403t 3.6%
石綿含有廃棄物 8,820t
合計 725,304t 100.0%

CO2排出量の推移

(t-CO2

  開発・設計※1 工場生産※2 輸送※2 施工 解体 合計
2012年 42,721 39,385 38,959 30,483 2,191 153,739
2013年 65,444 46,797 45,815 33,517 2,571 194,144
2014年 59,628 38,478 37,749 26,186 1,917 163,959
2015年 61,446 37,897 36,499 29,322 1,817 166,982
2016年 57,490 39,373 35,828 27,737 1,737 162,165
  • ※1 2013年度から、従来の積水ハウス株式会社に加え、国内の主要な連結子会社、および積水好施新型建材(瀋陽)有限公司を集計対象とした。また、2015年度から、海外の主要な連結子会社を集計対象に加えた。
  • ※2 2013年度から、エネルギーの使用の合理化等に関する法律に基づく特定荷主分、および積水好施新型建材(瀋陽)有限公司の製品輸送分を集計対象とした。

環境負荷データの算出方法等

各データの算出の前提

開発・設計(営業・管理部門、展示場を含む)

  • エネルギー・CO2:事務所・展示場のエネルギー使用量およびCO2排出量
  • 廃棄物:積水ハウス本社事務所(同居する連結子会社の事務所を含む)からの廃棄物量

原材料

  • CO2:工場等が購入する資材の生産に伴うCO2排出量推計値

工場生産

  • エネルギー・CO2:積水ハウス国内5工場、積水好施新型建材(瀋陽)有限公司のエネルギー使用量およびCO2排出量
  • 廃棄物:積水ハウス国内5工場の排出量

輸送

  • エネルギー・CO2:エネルギーの使用の合理化等に関する法律に基づく特定荷主分(積水ハウス)および積水好施新型建材(瀋陽)有限公司の製品輸送分のエネルギー使用量およびCO2排出量(エネルギー使用合理化等に関する法律および環境省・経済産業省「温室効果ガス排出量マニュアルVer.4.2に基づき算定)

施工

  • エネルギー・CO2:積和建設(19社)および協力工事店等の新築施工に伴うエネルギー使用量およびCO2排出量推計値
  • 廃棄物:積水ハウス、積和建設(19社)、積水ハウスリフォーム(3社)の新築、アフターメンテナンス、リフォームの施工に伴う廃棄物排出量

居住

  • CO2:2016年度に工場から出荷した部材を使用して建築した戸建住宅と低層賃貸住宅の居住時のCO2排出量推計値。戸建住宅は60年、低層賃貸住宅は45年、それぞれ居住するものと想定

解体

  • エネルギー・CO2:積和建設(19 社)および協力工事店等による戸建住宅等の解体工事における重機の使用に伴うエネルギー使用量およびCO2排出量推計値
  • 廃棄物:積水ハウス、積和建設(19社)、積水ハウスリフォーム(3社)による住宅・ビル等解体現場から排出された廃棄物
  • ●国内電力については「プレハブ建築協会エコアクション21目標管理調査」調査票のCO2排出係数(0.357㎏-CO2/kWh)を採用

各データの算出基準

マテリアルバランス 環境パフォーマンス指標 算定方法
開発・設計 エネルギー・CO2
  • 積水ハウス(単体)のエネルギー使用量については、電力購入量×電力の単位発熱量+Σ(各燃料使用量×各燃料の単位発熱量)にて算定。電力および各燃料の単位発熱量は、「プレハブ建築協会 エコアクション21 目標管理調査 調査票」の値を採用※1。CO2排出量(t-CO2)については、電力購入量×CO2排出係数+Σ{各燃料使用量×各燃料のCO2排出係数}にて算定。CO2排出係数は、「プレハブ建築協会 エコアクション21 目標管理調査 調査票」の値を採用※1
  • 国内の主要な連結子会社(41社)のエネルギー使用量については、営業・管理部門の光熱費(電力、ガス、ガソリン、上下水道料金)と、各エネルギーの平均単価ならびに上下水道平均単価から使用量を推計し、この推計結果に、エネルギー種別ごとの単位発熱量を乗じて算定。CO2排出量は、上記推計結果にエネルギー種別ごとのCO2排出係数を乗じ算定。熱量換算係数とCO2排出係数は、「プレハブ建築協会 エコアクション21 目標管理調査 調査票」の値(0.357㎏-CO2/kW)を採用※1
  • 海外(中国・オーストラリア)事務所電力のCO2排出係数は、GHG protocol calculation tools(Ver4.7)に基づき設定。
廃棄物
  • 積水ハウス株式会社本社事務所(同居する連結子会社の事務所含む)からの廃棄物排出量。
原材料 CO2
  • 積水ハウス(単体)の工場等の原材料種類別購入額(百万円)×原材料種類別CO2排出係数(t-CO2/百万円)にて算定。
  • 原材料種類別CO2排出係数は、環境省・経済産業省「サプライチェーンを通じた温室効果ガス排出量算定に関する基本ガイドラインVer.2.2(2016年3月)」および別紙「サプライチェーンを通じた組織の温室効果ガス排出等算定のための排出原単位データベース」の値を採用。
工場生産 エネルギー・CO2
  • エネルギー使用量については、電力購入量×電力の単位発熱量+Σ{各燃料使用量×各燃料の単位発熱量}にて算定。電力および各燃料の単位発熱量は、「プレハブ建築協会 エコアクション21 目標管理調査 調査票」の値を採用※1
  • CO2排出量(t-CO2)については、電力購入量×CO2排出係数+Σ{各燃料使用量×各燃料のCO2排出係数}にて算定。電力のCO2排出係数、各燃料のCO2排出係数は、「プレハブ建築協会 エコアクション21 目標管理調査 調査票」の値を採用※1。ただし、積水好施新型建材(瀋陽)有限公司の電力のCO2排出係数は、GHG PROTOCOL Calculation tools(Ver4.7)の値を採用。
廃棄物
  • 積水ハウス株式会社国内5工場廃棄物排出量(実測重量)。
輸送 エネルギー・CO2
  • エネルギーの使用の合理化等に関する法律ならびに地球温暖化対策の推進に関する法律に基づいて算定。ただし、各燃料の単位発量及びCO2排出係数は、「プレハブ建築協会 エコアクション21 目標管理調査 調査票」の値を採用※1
  • なお、積水好施新型建材(瀋陽)有限公司の輸送に伴うエネルギー使用量は、エネルギーの使用の合理化等に関する法律に基づく燃費法(実測燃費が不明な場合の燃費を採用)にて算定し、各燃料の単位発量及びCO2排出係数は、「プレハブ建築協会 エコアクション21 目標管理調査 調査票」の値を採用※1
施工 エネルギー・CO2
  • 職人の通勤移動と新築施工現場で使用するエネルギーを合計して算出。
  • 通勤移動のガソリン使用量は、延職人工数(人日)(推計値)×当社実績に基づく人日当たりの往復平均移動距離(km/人日)/燃費(km/L)で算定。
  • 電力使用量は、当社実績から推計した施工現場仮設電力使用量(kWh/日)×戸建住宅1棟当たりの平均施工日数(日/棟)×年間施工棟数(出荷ベース)(棟)にて算定。
  • 軽油使用量は、当社実績に基づく戸建住宅1棟当たりの重機軽油使用量(L/棟)×年間施工棟数(出荷ベース)(棟)にて算定。
  • エネルギー使用量(GJ)については、上記エネルギー使用量に、エネルギー種別ごとの単位発熱量を乗じて算定。CO2排出量については、上記エネルギー使用量に、エネルギー種別ごとのCO2排出係数を乗じて算定。ただし、燃費及びエネルギー種別ごとの単位発量及びCO2排出係数は、「プレハブ建築協会 エコアクション21 目標管理調査 調査票」の値を採用※1
廃棄物
  • 積水ハウス株式会社、積和建設(19社)、積水ハウスリフォーム(3社)の新築、アフターメンテナンス、リフォームの施工に伴う廃棄物排出量。
居住 CO2
  • 空気調和・衛生工学会作成のシミュレーションソフトをベースに、戸建住宅の居住時におけるエネルギー使用量を算定。居住者の生活パターンなどについては日本放送協会「国民生活時間調査」等を使用。以上から年間供給したすべての戸建住宅の使用エネルギー量を推計し、CO2排出量を算定。居住年数は60年と想定した。
  • エネルギーの合理化等に関する法律(省エネ法)に基づく第二種特定建築物届け出データ(一次エネルギー消費量)に基づき、低層賃貸住宅の居住時においえるCO2排出量を推計した。45年居住するものと想定。
解体 エネルギー・CO2
  • エネルギー使用量は、当社実績に基づく解体住宅物件1棟当たりの解体重機の軽油使用量(L/棟)×解体棟数(棟)×軽油の単位発熱量にて算定。軽油の単位発熱量は、「プレハブ建築協会 エコアクション21 目標管理調査 調査票」の値を採用※1
  • CO2排出量は、当社実績に基づく解体住宅物件1棟当たりの解体重機の軽油使用量(L/棟)×解体棟数(棟)×軽油のCO2排出係数にて算定。軽油のCO2排出係数は、「プレハブ建築協会 エコアクション21 目標管理調査 調査票」の値を採用※1
廃棄物
  • 積水ハウス株式会社、積和建設(19社)、積水ハウスリフォーム(3社)による住宅・ビル等の解体現場からの廃棄物排出量
スコープ1排出量 CO2
  • 開発・設計、工場生産、施工、解体における燃料起源CO2排出量
スコープ2排出量 CO2
  • 開発・設計、工場生産、施工、解体における電力・冷水・温水使用起源CO2排出量
スコープ3排出量 CO2
  • 原材料、輸送、居住、事業廃棄物、製品廃棄処理、その他(スコープ1,2に含まれない燃料及びエネルギー関連活動、出張、雇用者の通勤、下流のリース資産等)におけるCO2排出量
  • 事業廃棄物CO2排出量は、当社事業から発生した廃棄物量×廃棄物種類別CO2排出係数(t-CO2/t)にて算定。また、廃棄物種類別CO2排出係数(t-CO2/t)は、環境省・経済産業省「サプライチェーンを通じた温室効果ガス排出量算定に関する基本ガイドラインVer.2.3(2016年3月)」別紙「サプライチェーンを通じた組織の温室効果ガス排出等算定のための排出原単位データベース」の値を採用。
  • 製品廃棄処理のCO2排出量は、2015年度より積水ハウス(単体)の工場からの全出荷材(重量)と現場調達材(重量)が、解体時に廃棄物になった場合に想定される廃棄物種類に分類(廃棄物種類別分類(重量))し、廃棄物種類別分類(重量)×廃棄物種類別CO2排出係数(t-CO2/t)にて算定。廃棄物種類別CO2排出係数(t-CO2/t)は、環境省・経済産業省「サプライチェーンを通じた温室効果ガス排出量算定に関する基本ガイドラインVer.2.3(2016年3月)」別紙「サプライチェーンを通じた組織の温室効果ガス排出等算定のための排出原単位データベース」の値を採用。
  • ※1 「プレハブ建築協会 エコアクション21 目標管理調査 調査票」の単位発熱量とCO2排出係数
  単位発熱量 CO2排出係数
電力 9.76 GJ/MWh 0.357 t-CO2/MWh
灯油 36.7 GJ/kl 2.528 t-CO2/kl
A重油 39.1 GJ/kl 2.698 t-CO2/kl
ガソリン 34.6 GJ/kl 2.359 t-CO2/kl
軽油 38.2 GJ/kl 2.644 t-CO2/kl
LPG 50.2 GJ/t 3.007 t-CO2/t
都市ガス 41.1 GJ/千m³N 1.991 t-CO2/千m³N
LNG 40.9 GJ/千m³N 2.668 t-CO2/千m³N
燃費(普通自動車(ガソリン) 11.4km/l

ダウンロードライブラリ

Sustainability Report 2017

CSV(共有価値の創造)に向けた取り込み

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  • ダイバーシティの推進
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