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コミュニティ

企業市民としての取り組み

住まいづくりに関する教室を開催

積水ハウスでは、住まいと暮らしに関心のある方々を対象に「すまい塾」を開設し、「こだわり講座」と「公開講座」へ参加いただいています。また、NPO「西山夘三記念 すまい・まちづくり文庫」に、総合住宅研究所の一画を提供し、活動を継続支援しています。

体験や実例見学ができる「すまい塾」を開催

当社では、住まいと暮らしに関心のある方々を対象に、「すまい塾」を開設しています。

写真:当社社員による「公開講座」の様子

当社社員による「公開講座」の様子

「すまい塾」は1992年、総合住宅研究所にある「納得工房」でスタートしました。納得工房は住まいに関するあらゆる体験を通じて「理想の住まい」を発見できる施設。自分にふさわしい住まいのイメージを、「知る」「分かる」「納得する」というプロセスを通じて組み立てていくことができます。「すまい塾」には「こだわり講座」と「公開講座」の二つがあり、どなたでも受講していただくことができます。

「こだわり講座(有料)」では、3カ月間同じ参加者が継続的に講座を受講することで、体験学習や実例見学を通じて住まいに関する基礎知識を幅広く身に付けるとともに、家族の暮らし方や夢を整理し、こだわりの住まいづくりを見つけていただくことを目的としています。講師は各分野の専門家が担当してします。

「公開講座(有料)」は、総合住宅研究所内にある大ホール等で広く参加者を募り、開講している市民講座。住まいと暮らしにかかわりのある多彩なテーマを取り上げ、「その道のプロ」である講師を社内外から招き、講演形式で実施しています。また、過去の講義録はホームページからご覧いただくこともできます。

2016年1月までに、「こだわり講座」には830人、「公開講座」には1万6951人の方が参加しています。

インターネットによる「Webすまい塾」の全国展開

納得工房で開催している「こだわり講座」をアレンジした「すまい塾」を全国の事業所で展開しています。

さらに、好きな時に、繰り返し、自分のペースで学んでいただくことができるインターネットを活用した「Webすまい塾」もご用意しています。2015年度は80件のお申し込みをいただき、開設(2008年4月)から2016年1月までの累計申し込み数が2905件となりました。「Webすまい塾」は、住まいづくりの楽しさを多くの皆様に知っていただくことを目指して、全6レッスンと3つのスペシャルレッスンから構成される充実したカリキュラムで、登録・受講料は無料です。

西山夘三記念 すまい・まちづくり文庫

建築学者で日本の住宅学を切り拓いた京都大学名誉教授、故西山 夘三氏が、生涯にわたって収集・創作した研究資料約10万点を整理・保管するNPO法人「西山夘三記念 すまい・まちづくり文庫」(京都府木津川市、以下「西山文庫」)。多くの優れた研究者の貴重な資料もその引退や死去によって散逸、消滅することが多い中で、日本でも稀有な事例であるため、当社は総合住宅研究所の一画を提供し、西山文庫設立当初から活動を支援しています。

西山氏は学者としての多くの論文、著書、学術資料だけでなく、自らの足で全国津々浦々、あらゆる階層の人々の住まいと暮らしを取材して、膨大な資料を収集し、自筆のスケッチや写真も残してこられました。その多くは今となっては入手することができない一級資料や原資料となっており、海外を含むさまざまな人々に活用されています。また、住宅・まちづくり関連の学位論文を幅広く収集しています(2013年度までに刊行された学位論文418冊)。

写真:積水ハウス総合住宅研究所内に設置「西山夘三記念 すまい・まちづくり文庫」

積水ハウス総合住宅研究所内に設置
「西山夘三記念 すまい・まちづくり文庫」

こうした社会的に貴重な文化的財産である西山氏による研究・創作資料を後世に残し、その精神を受け継ぎ次代の研究者などに提供し育てるということが「西山文庫」の使命であり、毎年さまざまな成果を上げています。その他、西山文庫では次のような活動をしています。

  • 文庫資料を活用した出版活動

    2015年度は「軍艦島の生活<1952/1970>住宅学者西山夘三の端島住宅調査レポート」を創元社から刊行し、世界遺産指定を期に多くの軍艦島本が出る中でも特に好評を得ています。なお、これを含めて下記のような出版物を編集・発行しています。

    • 安治川物語-鉄鋼職人夘之助と明治の大阪:西山 夘三著、日本経済評論社、1997年
    • 西山夘三とその時代:非市販本、2000年
    • これからのすまい-住様式の話(復刻版):相模書房、2011年
    • 住宅営団:戦時・戦後復興期住宅政策資料第1巻~第6巻:日本経済評論社、2000-2001年
    • 幻の住宅営団・戦時・戦後復興期住宅政策資料目録・解題集:日本経済評論社、2001年
    • 西山夘三の住宅・都市論:日本経済評論社、2007年
    • 昭和の日本のすまい-西山夘三写真アーカイブスから:創元社、2007年
    • 軍艦島の生活<1952/1970>住宅学者西山夘三の端島住宅調査レポート:創元社、2015年
  • 所蔵資料の公開・提供

    大学や研究所、市民などさまざまな分野の方、また海外からも所蔵資料の閲覧・提供、調査研究資料としての活用などの依頼があり、幅広く提供しています。また、所蔵資料を検索できるデータベースをホームページ上に設けています。

  • ニュースレターの発行

    会員と文庫活動を結ぶため毎年3回、定期的にニュースレターを発行しています。

  • 夏の学校の開催

    毎年夏に開催しています。全国の大学生・院生を対象としたフィールドワーク、ワークショップ等によるサマースクールです。2015年度は東日本大震災被災地の大船渡市をフィールドとし、約20人の学生が参加しました。4回目となるため、顔なじみとなった被災者の方々とも交流し、学生に感動と貴重な体験を与えました。

  • 人と住まいと社会を考える研究部会の開催

    積水ハウス総合住宅研究所と西山文庫のメンバーによる共同研究会を2カ月に1回のペースで開催しています。現在は、2013年度から3年で「人口減少時代を豊かにする住まいとまちの新しいマネジメント」を全体研究テーマとして、6人の若手の研究者の研究報告を軸に研究を進めています。

  • すまい・まちづくりフォーラム関西21の開催

    詳しくは下欄に。

市民参加型フォーラム「すまい・まちづくりフォーラム関西21」に協力

2002年から開催している一般公開の「すまい・まちづくりフォーラム関西21」への協賛も「西山文庫」への支援の一つです。2015年度までに35回、本社のある梅田スカイビルや総合住宅研究所などで開催しています。「すまい・まちづくりフォーラム関西21」の開催趣旨は住環境にかかわる今日的な話題や歴史・文化的意味などについて検証し、21世紀の住まい・まちへ持続的発展につながる多彩な情報を発信して住文化の発展に貢献することです。

安全・安心なまちづくり、まちの再生、持続可能なまちづくりの実現などをテーマに、市民参加型のフォーラムは、毎回その分野のトップランナー諸氏による講演ということもあって、講演後の意見交流では講師と参加者の間で活発な討論となり、住まい・まちづくり文化の向上に一石を投じてきました。講演者にとっても西山文庫のフォーラムで話すことは知的刺激に富んだ機会と評価されています。

2015年度には春と秋にフォーラムを2回開催しました。

◆春のフォーラム:「安心な住まいとまちをささえる「建築家と建築士」の役割とは」

―『建築家と建築士・法と住宅をめぐる百年』(2014年建築学会著作賞)の著者と語る」

講師:
速水 清孝氏(日本大学教授)
共同主催:
NPO 法人 西山夘三記念すまい・まちづくり文庫
(公社)大阪府建築士会、(公社)日本建築家協会近畿支部
(一社)日本建築協会、(一社)大阪府建築士事務所協会
後援:
(一社)日本建築学会、近畿建築士会協議会  NPO法人住宅長期保証支援センター
協賛:
積水ハウス、積水ハウス梅田オペレーション
会場:
梅田スカイビル・タワーウエスト36階
開催日:
2016年6月13日

写真:講師:速水 清孝氏

講師:速水 清孝氏

写真:講演の様子

講演の様子

写真:講師:片寄 俊秀氏

講師:片寄 俊秀氏

◆秋のフォーラム:「軍艦島の生活」

講師:
:松本 滋氏 「軍艦島と西山夘三と世界遺産」
片寄 俊秀氏「軍艦島と千里ニュータウン」
協賛:
積水ハウス・積水ハウス梅田オペレーション
会場:
梅田スカイビル・タワーウエスト22階
開催日:
2015年11月14日

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Sustainability Report 2016

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