サステナビリティレポート2009
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未来への責任


1. 地球温暖化の防止に向けて 生活時及び生産時のCO2排出量削減を積極的に推進します

社外からの声4つの価値MAP関連項目
家庭部門でのCO2排出量削減のために「アクションプラン20」から「グリーンファースト」へ「CO2オフ住宅」で光熱費を抑え温暖化防止にも貢献暮らしの快適と温暖化防止を両立させる「ゼロエミッションハウス」

私たちの約束 居住時の温暖化対策「CO2オフの暮らし」を提案し、住宅の省エネと太陽光発電システム、燃料電池の普及に努め、省エネ生活啓蒙活動も推進。事業活動での省エネ対策も進めます。 お客様とともに居住時のCO2排出量を削減

 住宅の建設から解体・廃棄までを30年とした場合、そのライフサイクルにおいて居住時のCO2排出量が全体の約7割を占めます。
 これを削減することは、温暖化対策として重視されている家庭部門のCO2排出量削減にも大きく寄与します。
 そこで当社は、お客様のご理解を得ながら、お客様とともに居住時のCO2削減に取り組んでいます。

増加し続ける家庭部門のCO2排出量削減のために
〜「アクションプラン20」から
環境配慮型住宅「グリーンファースト」へ

増加し続ける家庭部門のCO2排出量増加率(1990年度比・国内)
増加し続ける家庭部門のCO2排出量増加率
温室効果ガスインベントリオフィスの部門別排出量データを元に作成

 日本は、世界で4番目にCO2排出量が多い国です。その削減に向けた取り組みが進んでいる産業部門に比べ、家庭部門は世帯数の増加や利便性の向上などによってエネルギー消費が増え、CO2排出量が1990年比で41.1%以上(2007年度環境省速報値)も増加しています。家庭部門の多くを占める居住時の住宅からのCO2排出量の内訳は、設備・照明約4割、給湯約3割、冷暖房約3割であることから、バランスのとれた幅広いCO2削減策が必要です。
 「アクションプラン20」は、居住時のCO2排出量削減策として、新築住宅に対して当社が2005年から取り組んでいる活動です。将来の増加分も見込んでCO2排出量を20%以上削減することで、京都議定書で日本が約束した1990年比6%以上削減をめざします。「次世代省エネルギー仕様(1)」と「エコジョーズ」の標準採用に加え、「エコウィル」「エコキュート」などの高効率給湯器(2)や「太陽光発電システム(3)」の推奨によって、幅広い対策でCO2削減を実現します。
 さらに2008年度は、先進の省エネルギー技術でCO2排出をできる限り抑え、残りの排出分は「太陽光発電システム」と「家庭用燃料電池」による創エネルギーで相殺する「CO2オフ住宅」を発売。また、居住時だけでなくライフサイクル全体のCO2排出量を相殺し、差し引きゼロにする「ゼロエミッションハウス」を将来の普及目標に考えています。
 2009年度は「CO2オフ住宅」の実績を踏まえ、環境配慮型住宅「グリーンファースト」として展開。中でも「太陽光発電システム」と燃料電池「エネファーム」の両方を装備したものをフラッグシップモデル「グリーンファースト プレミアム」として普及させていきます。

(1) 次世代省エネルギー仕様の標準化

「遮熱断熱防犯合わせ複層ガラス」や「エアタイト断熱アルミサッシ」をすべての戸建住宅で標準化。暑さ・寒さを和らげ、結露もほとんどでない快適な暮らしを実現します。

(2) 高効率給湯器の標準化

ガス併用住宅では、従来型よりも効率を15%高めた「エコジョーズ」や、ガス発電・給湯システム「エコウィル」を採用。オール電化住宅では、電気温水器の約3倍の効率を発揮する「エコキュート」を推奨します。

グラフ_高効率給湯器の設置割合

(3) 太陽光発電システムの推奨

太陽光というクリーンエネルギーを利用して発電することで、化石資源由来エネルギーの消費量を削減。災害時のエネルギー自給にも役立ちます。瓦型モジュールで外観もすっきりします。

グラフ_太陽光発電システム年間設置容量

CO2排出削減量

CO2排出削減量 樹木換算で172.8万本分のCO2吸収量に相当する削減効果を実現

環境配慮型住宅のこれまでの取り組みと今後の展開

現在の普及モデル 「アクションプラン20」のCO2排出割合 居住時のCO2排出量20%削減
1990年、2000年に当社が実施した調査結果から2010年のCO2排出量を予測し、対策を講じない場合から20%削減することで「京都議定書」の達成目標である1990年比6%削減を達成します。当社の標準仕様の戸建住宅は、高断熱・気密仕様や高効率給湯器の採用によって大部分がCO2排出量を約20%以上削減していることになります。


【年間光熱費シミュレーション】の設定条件
●東京に建つ155m2、4人家族を想定し、冷暖房負荷は熱負荷計算プログラムSMASHにより算出。●一般的な住宅では暖房の一部を灯油ファンヒータにより暖房するものとしたが、その他の住宅ではヒートポンプエアコン+温水床暖房(対象面積50m2)による冷暖房とした。●電気・ガス代は東京電力および東京ガスの2008年10月時点における料金体系を使用し、各電力・ガスの料金メニューの中から最も安価なものを選定した。

Green First

現在の推奨モデル CO2オフ住宅 居住時のCO2排出量60〜100%削減
次世代断熱仕様、高効率給湯器に「太陽光発電システム」か燃料電池「エネファーム」を採用した住宅。導入設備の性能や「オール電化」か「ガス併用」かによっても削減量は変わります。例えば4kWの「太陽光発電システム」と「エコウィル」を採用したガス併用住宅ではCO2排出量約65%削減することができます。


※オール電化でも同様の提案が可能です。

Green First
現在のフラッグシップモデル グリーンファースト・プレミアム(CO2オフ住宅) 居住時のCO2排出量100%削減
「太陽光発電システム」と燃料電池「エネファーム」の両方を採用し、「高効率暖房便座」、「LED照明」などの省エネ機器によって消費エネルギーを削減し、排出したCO2を「太陽光発電システム」や燃料電池「エネファーム」の発電分で相殺し、CO2排出量をほぼゼロにする仕様です。

「グリーンファースト プレミアム」でのCO2オフのしくみ

省エネルギー(高断熱・気密アップグレード仕様 + 省エネルギー住宅設備) - 創エネルギー(太陽光発電システム + 燃料電池エネファーム) ≒ CO2差し引きゼロ

賃貸住宅における推奨モデル グリーンファースト(シャーメゾンECOスタイル・グリーンファーストモデル)

2050年の普及モデル 「ゼロエミッションハウス」のCO2排出割合 ライフサイクル全体(生産から建築、居住、解体まで)のCO2排出量100% 削減
「太陽光発電システム」や「燃料電池」をはじめとする技術によって生産から解体までの製品ライフサイクル全体でのCO2排出量をゼロにする住宅です。

イズオーダー グリーンファースト

イズオーダー グリーンファースト

リフォームでCO2 排出量を削減する
〜「アクションプランR20」

 住宅のCO2排出量の削減で大きな課題となっているのは、これまでに建てられた膨大な既設住宅です。約80万戸に及ぶ当社の既設住宅に対しては、グループ会社の積水ハウスリフォーム株式会社が、新築住宅と同様の考え方に基づく「アクションプランR20」を推進しています。中でも費用対効果が高い「開口部の断熱改修」を中心に、「高効率給湯器への交換」、「太陽光発電システムの設置」を重点的に取り組んでいます。 既築住宅における省エネを「アクションプランR20」で推進

石田 建一

私のサステナブルアクション

環境性能を住まいの基本性能と考えた住まいづくり

環境推進部
温暖化防止研究所長
石田 建一

 2008年度はこれまで取り組んできた「アクションプラン20」に加え、「CO2オフ住宅」、「ゼロエミッションハウス」と居住時の温暖化対策が出揃いました。これらの対策を早急に普及させるためには、環境負荷軽減と住まい手のメリットを両立させること、さらに現実可能性を考え、普及技術を主体とした削減対策を組み合わせることが重要です。
 2009年度は環境配慮型住宅「グリーンファースト」として、より一層の普及に努め、「化石燃料に依存しないエネルギー利用の実現」をめざします。

家庭部門でのCO2排出量削減のために「アクションプランR20」から「グリーンファースト」へ「CO2オフ住宅」で光熱費を抑え温暖化防止にも貢献暮らしの快適と温暖化防止を両立させる「ゼロエミッションハウス」
社外からの声4つの価値MAP関連項目

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