サステナビリティレポート2009
トップ > 環境への取り組み > 自然環境の保全 > 生態系保全の取り組み > 「企業と生物多様性イニシアティブ(JBIB)」への参画など

環境への取り組み


自然環境の保全

生態系保全の取り組み

「企業と生物多様性イニシアティブ(JBIB)」への参画など

第9回 生物多様性条約締約国会議で「ビジネスと生物多様性イニシアティブ」に署名

写真:B&Bイニシアティブの約束資料B&Bイニシアティブの約束資料

2008年5月末にはドイツのボンで、第9回生物多様性条約締約国会議(COP9)が開かれ、「2010年までに生物多様性の損失速度を顕著に減少させる」という目標を含む計画の見直しなどが話し合われました。この会議では、同時に、企業が積極的に生物多様性の保全に取り組むことを目的にした「ビジネスと生物多様性(B&B)イニシアティブ」が創設され、当社をはじめとする日本企業9社を含めた世界計34社が署名しました。

この、B&Bイニシアティブは、(1)企業活動が生物多様性に与える影響を分析(2)環境管理システムに生物多様性の保全を組み込み指標を作成(3)測定可能な目標を設定(4)目標を取引業者に通知し協力を要請、といった活動に賛同する企業が署名するものです。

「生物多様性」に関する具体的な取り組みについて

当社では、2001年より、お客さまと一緒に庭や街路に生き物にとっての利用価値の高い自生種や在来種の樹木を植栽する「5本の樹」と名付けた生物多様性に配慮した造園緑化事業を進めてきました。

また、2007年からは、絶滅危惧樹種の採用回避など生物多様性保全を含む10の調達指針からなる独自の「木材調達ガイドライン」を設けて、木材製品のサプライヤーとの積極的な連携の下で、生物多様性についての取組みを行っています。これは、数値化された指針をもとに木材をS、A、B、Cの4ランクに分けて評価し、環境に配慮した木材「フェアウッド」の調達に役立てようとするもので、林野庁から「合法木材等普及推進」顕彰で感謝状を受けています。

特に、生物多様性の事業活動への一層の浸透のためには、サプライヤーへの啓発や密接な連携が不可欠と考えており、例えば、木材調達ガイドラインについては、当社の主催により61社の主要木質建材のサプライヤーに集まって頂き、FOE Japanの中澤氏を講師とした研修会を実施したほか、各メーカーと個別の検討会も重ねています。

「企業と生物多様性イニシアティブ」設立に参画

上記のCOP9に先立ち、当社ほか10数社が中心となり、生物多様性保全をめざす企業のネットワークが発足しましたが、このメンバーも21社(2009.1月現在)と増加しており、当社は理事企業としてその活動をサポートしています。

国際的な視点から生物多様性の保全に関する共同研究を実施し、その成果を元に他の企業やステークホルダーとの対話を図ることで、真に生物多様性の保全に貢献する取り組みを進める予定です。

ページのトップへ戻る