うさかクリニック
- 内科
- 循環器内科
- 腎臓内科(人工透析)
- 医院専用
長年地域に関わってきた経験を活かし、
富山市南部で初めての透析クリニックを開業
医大生時代、勤務医時代を通して富山市内で長年臨床に携わられてきた院長。人工透析は週3日の治療が必要ですが、「神通川より西・南のエリアは、橋を渡る道路が渋滞して通院が大変」という声が多かったとか。そこで、地域医療に貢献することをめざし、富山市南部で初となる透析クリニックを開業されました。
他の住宅メーカーや設計事務所も検討されるなか、「住まいの夢工場」と「総合住宅研究所」を見学された院長。「建物の品質や性能がいいことと、建てた後に手がかからないメンテナンス性を評価しました」と、積水ハウスに決めた理由を語ってくださいました。
近隣には大型ショッピングセンターや住宅団地が建ち、10m超の道路に面した立地。オーバーハングと縦格子で変化をプラスしたファサードやツートンカラーの外壁で、存在感のある外観をデザインしました。車での来院が多いことから、40台分の駐車場を確保しています。
オーバーハングの縦格子とコーナーサッシがアクセントとなっているモダンな印象の佇まい。
広い車寄せで、雨の日の車の乗り降りも安心です。
βシステム構法だからこそ実現できた、23床まで対応できる大空間。壁も柱も極力なくし、ナースステーションから全体が見渡せます。院長が特にこだわられた天井高は、あらわし梁と折り上げ天井にすることで開放感のある2800mmを確保。また、梁には木調の囲いを施して、あたたかな雰囲気を醸し出しています。
風が直に当たらないエアコン位置を検討し、安らぎが感じられて目に優しい間接照明を採用。「4~5時間もベッドに横たわっている透析患者さんに、少しでも快適に過ごしてもらいたい」という院長の配慮にお応えしました。
明るく清潔感のある白を基調とした内科ゾーン、落ち着いた雰囲気の透析ゾーンと、それぞれの科を趣の異なるインテリアでコーディネート。内科の待合室は、空間の広がりと明るさを感じさせるコーナーサッシを採用しました。
また、内科と人工透析の患者さんが交錯しないように、建物の西側を内科、東側を人工透析にゾーニング。患者さんの動線とスタッフ動線を明確に分けてプランし、診察室から人工透析室への行き来もスムーズです。
透析ゾーンはブラウンのフローリングで、患者さんがリラックスできる雰囲気づくりを。人工透析の待合室から見えるシンボルツリーのヤマボウシも心を和ませます。
建物の中央部にある診察室は、トップライトで採光を確保。2つの診察室が裏動線でつながっています。
受付には、医院のサインを印象的に配したアクセントウォールを採用。調湿・脱臭効果のあるタイル・エコカラットは、自然素材ならではの質感も魅力です。
施設情報
用途 | 医院専用 |
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敷地面積 | 1480.00㎡ |
1F床面積 | 440.56㎡ |
2F床面積 | 109.71㎡ |
延床面積 | 550.27㎡ |
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医院部分面積 | 550.27㎡ |
駐車場台数 | 40台 |
担当支店 | 富山営業所 |