はたのリハビリふるさと

  • サービス付き高齢者向け住宅
  • 医院
  • 複合型サービス

はたのリハビリふるさと

医師である理事長は、治療後・退院後の患者さんに対する在宅ケアの必要性に早くから着目され、複数の介護事業を運営されるなど、地域包括ケアの先駆者。地域に貢献できる土地活用をお考えだった土地オーナー様とマッチングさせていただいたことで、「住み慣れた地域で安心して自分らしく住み続けられるように」という理事長の理想が、新たな支援拠点として形になりました。

高齢者住宅に複合型サービスを併設した県内初の事業形態で、
より高次元の安心を提供。

新たな展開をお考えだった理事長に、積水ハウスは、国が進める地域包括ケアの進化型である「複合型サービス」をご提案しました。複合型サービスとは、デイサービスや訪問介護で在宅高齢者を支援する小規模多機能型居宅介護と、医療ケアを行う訪問看護を組み合わせた事業形態。サービス付き高齢者向け住宅に併設することで、入居者は医療・看護・介護の一体的なサービスが受けられます。また、隣地にはクリニックが開業し、医療ニーズの高い入居者への対応も充実しています。

できるだけ自立して、尊厳を持って暮らしたい。
そんな入居者の気持ちに応える環境が充実。

2階廊下は回遊できるようになっており、「ここなら安心して歩ける」と日課のように歩行訓練をする入居者もおられるとか。また、多くの居室でトイレの出入口は扉ではなくカーテンを採用。車椅子の場合でもスペースが確保できるので、自力でトイレが使えます。そこには「排泄の世話は受けたくないとおっしゃる高齢者は多い。自分で用を足せることが、尊厳を持って生きることにつながる」という理事長の想いがあります。

「住まい」として住宅地にとけ込む外観デザインと外構計画。

存在感のある車寄せやガラスを多用したエントランスなど住まいとしてのクオリティと、周辺環境との調和を両立。特に、オーナー様が住まわれていた頃の庭石などを活かした美しい趣の庭は、入居者に安らぎを感じてもらうことはもちろん、理事長も感心されています。

1階の食堂から眺められる庭。立派な庭石が和の風情をたたえています。

デイサービスで機能訓練や入浴介助が受けられるなど、建物内で医療・看護・介護サービスが利用可能。入居者に安心をもたらします。

トイレはカーテンで仕切ることによって、車椅子で動ける十分なスペースを確保しています。

インタビュー

安心安全に住み続けることができる地域づくりの実例

医療からの介護・保険サービスによる地域共生社会への展開

医療法⼈社団⻑寿会理事⻑

畑野 栄治 様

施設情報

開所年月 2014年4月
タイプ サービス付き高齢者向け住宅、
医院、複合型サービス併設
定員 45人
用途地域 第一種住居地域
建物型式 セレブリオ(2階建て)
敷地面積 1935.89㎡
建築面積 1031.90㎡
1F床面積 989.66㎡
2F床面積 959.61㎡
3F床面積 449.83㎡
延床面積 1949.27㎡

その他の建築実例