基本構想

地域や診療科によって差があるとはいえ、厚生労働省の調査では医院の開業数は増え続けています。
診療報酬のマイナス改定や少子高齢化が進むなか、
成功する医院とそうでない医院の二分化が進む実態にも目を向けなければなりません。
まず最初に大切なのは、理想と現実をしっかりと見つめ、明確な基本構想を持つことです。


経営理念は、経営の根幹をにない、医院のコンセプトとなる大切なもの。
開業までの様々な準備は、この理念に基づき方向づけられていきますので、理念の策定がなければ前に進むことができません。
また、ドクターの理想を表明することでスタッフと目標意識を共有し、患者さまとの約束を結ぶことにもつながります。

経営方針(診療方針)の決定

診療内容や標榜する診療科目、有床・無床といった診療形態、対象患者などを具体的に設定。医院の主体性を打ち出し、他の医院との差異化をはかることにもなります。

診療規模、開業形態の検討

診療規模に沿って一戸建てかビル診か、また導入したい医療・設備機器やスタッフ人員も検討していきます。

開業形態


開業に伴う繁雑なプロセスや手続きは、ドクターひとりでこなすには負担が大きいもの。
豊富な知識とノウハウを持つ医療コンサルタントやコーディネーターを見つけ、タッグを組むことも成功の秘訣です。


医院開業は、家族の協力なくしては成し得ません。
開業時期や開業地、開業形態、資金計画などについて早い段階から家族(特に配偶者)に相談し、同意をしていただくことが重要です。

病院長・教授への開業承諾のタイミング

開業後も患者を引き継いだり、新しい患者を紹介してもらったりと、勤務元との提携・連携が欠かせないため、良好な関係を維持することは大変重要です。独立・開業することで勤務元にどんな影響があるかを十分に配慮し、病院長や教授への承諾は早めにとっておくことをおすすめします。