映画のストーリー
厳しい自然と自由な魂に翻弄されながら自立していく女性の物語
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婚期を逃したカレン・ディネーセン(メリル・ストリーブ)は、
封建的な祖国デンマークを脱出するため、偽りの結婚をしてアフリカのケニアへ。
女性の地位が低いイギリスの植民地で、夫に代わって農園を切り盛りし、
しだいに自立の精神に目覚めていきます。
そんな彼女を理解し、アフリカの厳しく美しい自然を教えてくれるのが、
自由と孤独を愛するデニス(ロバート・レッドフォード)です。
理解されても束縛できないデニスに翻弄されながらカレンは、
夫と別れ、火事で農園まで失うことに・・・。
そして最後はデニスも失ってしまいます。
男社会で見向きもされなかったカレンはアフリカでの功績を称えられて帰国。
後にアイザック・ディネーセンの名で文壇に。
ケニアのカレンの家は現在、博物館になっています。
映画は彼女の自伝的小説「Out of Africa」を元にしたものです。



 
 
 
映画の見どころ
"神の目から見た世界"アフリカ その自然の美しさと厳しさ
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映画の見どころはなんといってもアフリカの美しい自然です。
デニスとカレンの草原のピクニックも、
狩りに出かけて森の中で作る野外のナイトテーブルもとてもステキです。
キャンプにも蓄音機を持って行き、モーツァルトを聴かせるデニス。
粋な過ごし方を真似してみたくなりますが・・・。
農園の女主人として自立しながら、
デニスに結婚を求めるカレンの心の動きがちょっと意外です。
「紙切れ一枚で安心できるのか?」と問うデニスとの関係は平行線。
こんな広大な大地の中でも女性が求めるのは平凡な結婚なのですね。
それにしても、カレンとデニスがセスナに乗って眺めるアフリカの大地の美しいこと!
感極まって二人がつなぐ手がとても印象的です。



 
 
 
住まいの見どころ
音楽を聴き、風を感じるポーチは外と内をつなぐ住まいの仕掛け
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いつも風が流れている家。それがカレンの住まいです。
2つのポーチが映画の中で大切な役目をしています。
一つは玄関ポーチで、カレンが女友達のフェリシティとお茶を楽しむ場所です。
もう一つはカレンの寝室に続くポーチ。
音楽を聴きながらうたた寝をする恋人のデニスの横にカレンが椅子を運び、
添い寝をするシーンがありますが、風が吹き抜け、とても気持ちがよさそう。
ポーチは、いわば室内と大地を結ぶ住まいの仕掛けでもあるわけです。
家の一番奥にある居間の位置にもご注目を。
階段のついたこの空間は他の部屋より低く設計されています。
この仕掛けによってリビングが落ち着いた空間に。
暖炉の前で創作物語を披露するカレン。
彼女の才能をうまく表現しているシーンです。





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