Sekisui House News Release

平成19年8月21日

積水ハウスの“キッズでざいん”が第1回キッズデザイン賞を受賞

「子育て+子育ち」の視点から提案する

子どもの生きる力を育む住まいづくりを全国で本格展開
 

積水ハウスの“キッズでざいん”は、子どもの健やかな成長に目を向け、当社の長年の生活研究・研究開発のノウハウを基に、家族の子育てに対する価値観に合わせ、子どもの成長にとって最適な住環境を実現する住まいづくりの提案スタイルです。育児のしやすさや家事の負担軽減といった親の目線から見た「子育て」という従来の考え方に、子どもの生きる力や自ら成長する力を伸ばす「子育ち」という視点を加えた「子育て+子育ち」の視点で住まいづくりを考え、子育て世代の家族を応援します。

 

当社では、平成18年5月以来、この“キッズでざいん”の考え方を、埼玉エリアで先行展開するとともに、関東・住まいの夢工場内の体験型展示施設「くらしのアイディア館・小林さんち。」や軽量鉄骨造の2階建モデル商品「ビー エコルド 『家族がつながる家』」において導入してきました。今般、この“キッズでざいん”を、空間設計・アイテムを体系化した提案ツールとして更に進化させ、平成19年9月8日(土)より全ての戸建住宅において全国での本格展開を開始します。

 

“キッズでざいん”では、「家族のつながり」「知をはぐくむ」「家事を楽しむ」「健やかに育てる」という4つのテーマに沿って空間設計・アイテムを提案し、「子育て+子育ち」の視点で考えた住まいづくりを行います。また、子どもの成長・発達段階に合わせて空間の使い方を柔軟に変化させ将来にわたって成長を支え続けるとともに、保護一辺倒ではなく経験による成長を考えた安全・安心配慮とすることで、子どもたちが豊かな経験を重ねながら自ら成長していける住まいを提案します。

 

なお、当社の“キッズでざいん”は、特定非営利活動法人キッズデザイン協議会(本部:東京都文京区)主催の第1回キッズデザイン賞を受賞しました(建築・空間デザイン部門;経済産業省より8月8日発表済)。また、この“キッズでざいん”は、現在まで当社が総合住宅研究所を中心に行ってきた、子どもの成長と住環境の関わりやユニバーサルデザインなどに関する多角度からの研究の中で蓄積したデータを土台としており、今回の受賞は、当社のこれまでの取組み・考え方が評価されたものでもあります。

 

■「キッズデザイン賞」について(キッズデザイン協議会ホームページより)

キッズデザイン賞は、子どもの安全・安心の向上、健やかな成長発達に役立つデザイン(製品、コンテンツ、活動など)を顕彰し、表彰作品に“キッズデザインマーク”を付与するものです。産官学民が“デザイン”の力を通じて生み出した子どもたちのための成果について、社会的、文化的な価値の見地から公正な評価を与え、その優れたものの顕彰を通じて、産業・研究活動と子ども環境の高度化を図ることを目的としています。 

 

 

[積水ハウスの“キッズでざいん”の特徴]

子ども時代にどれだけ豊かな経験を積めるかがその子の“生きる力”の基礎になると考えると、生活の中心である住まいは、子どもが原体験を育む場として想像以上に重要な役割を果たすものとなります。

そこで当社では、子どもの“生きる力”を育むために必要な「感性」「身体」「知性」「社会性」の発達において、それぞれに最も重要な発達期にあわせ、将来にわたって子どもの「発達の過程」を支え続ける配慮・工夫をしています。

 

積水ハウスの“キッズでざいん”は、「子育ち」「子育て」それぞれの視点から、「家族のつながり」「知をはぐくむ」「家事を楽しむ」「健やかに育てる」という4つのテーマに沿って、子どもの成長と発達を支える空間設計・アイテムを提案します。

また、各空間設計・アイテムは一時期に最適なだけでなく、子どもの発達段階に合わせて空間の使い方などを変化させることも可能で、子どもの健やかな成長を育む住まいを創出します。

 

■家族のつながり

子どもの成長にとって、家族と一緒に過ごす場所・時間の重要性を考慮し、リビングなどの共用スペースに、床の高さを変えることで家族が自然と集まってコミュニケーションを交わしたり、親と子の適度な距離感を保ちながらも互いの気配を感じられるなど、多様な生活シーンに対応した柔軟な使い分けができる空間を提案します。

 

「ピットリビング」は、床を一段低くすることで家族が自然に集まるスペースを提案しています。くぼみ空間をつくることで心理的な落ち着きの効果が得られ、家族だんらんの場、くつろぎの場が生まれます。

 

また、「ステージリビング」で床の高さを変えると同じ部屋でも少し独立した雰囲気が生まれ、子どもが自由に過ごしながらもお互いの気配を感じることができる空間をつくり出します。子どもの発達時期に合わせて多様な空間の使い方を楽しむことができます。

 

 

その他、子どもの成長を柱に刻んでいける「背くらべ柱」や家族みんなで料理を楽しむことができる「コミュニケーションキッチン」などのアイテムを用意しています。

 
 

■知をはぐくむ

家族が集まるリビングやダイニングで子どもが勉強できる専用の場を提供したり、子どもの成長に合わせ子ども部屋の間仕切りを変更できるようにするなど、子どもの豊かな知性・感性を育む空間を提案します。

 

「ファミリーステーション」は、これまで子どもがダイニングテーブルでしがちだった勉強やお絵かきなどを、専用スペースで行なってもらうために家の中心部に設けたワークテーブルです。家族の気配を感じながら子どもが安心して勉学に専念できると共に、“食”の場と“学び”の場を分けることで食育にもつながります。また、親が子どもを見守りながら家事をするために利用することもできます。

 

 

当社オリジナルの可動間仕切収納「ヴァリエス」は、可動式収納を必要に応じて容易に動かすことができるため、子どもの成長に合わせ部屋のレイアウトを変更することができます。幼児期は広くオープンなスペースとして使い、プライバシーが気になりだしたら独立した個室に変更することが可能です。

 

その他、子どもがその日の出来事などを自由に壁に描くことで、自己表現力を育てるとともに家族とのコミュニケーションを図ることができる「ドラフトウォール/多機能ガラス黒板」や、ステップを引き出して使うことにより歯磨きや洗顔が一人でできる「ステップ付洗面化粧台」など、何気ない日常を通して子どもの成長を助ける空間・アイテムを提案します。

 
 
 

■家事を楽しむ

親子で一緒に料理や洗濯などの家事ができるように設計配慮することで、子どもが家事に参加しやすい環境を創造します。子どもにとっては暮らしを通して日常を学ぶ機会となり、親にとっては子育て期の家事の負担軽減につながります 。

 

洗濯スペースと物干しスペースの間に設ける「衣家事(いかじ)コーナー」では、洗濯物の取り込みやアイロン掛けなどをスムーズに行え、親子で楽しみながら家事を行うことが可能です。

 
 

その他、靴はもちろん、ベビーカーや三輪車、遊び道具などの子ども用品も楽々収納できるウォークインタイプの「シューズクローク」や、リビングに大容量の収納を設け、使いやすい位置に子ども専用の収納スペースを確保することで、子どもが自分でおもちゃなどを片付けやすくする「リビング収納」など、片付けも楽しくできるような空間を提案します。

 

 

 

 

■健やかに育てる

当社がこれまで提案してきたユニバーサルデザインの考え方に基づき、子どもが住宅内でやけどや転落などの大きな事故を起こさないように安全・安心の配慮を行うとともに、子どもが自ら危険を察知する能力や自らを守る力を育み、子どもの成長を妨げない設計配慮を施します。

浴室の床には転倒事故を未然に防ぐエンボス加工を施した滑りにくい床を採用しています。また「指挟み防止配慮収納折れ戸」は、子どもの小さな指でも挟まりにくく、万一挟んでも抜けやすい設計としています。

 
 

 

 

その他、きれいな空気を強力に吹き付けて衣類についた花粉を取り除く、玄関外の天井に取り付けた「花粉除去エアシャワー」や、子どもが誤って押したりいたずらしないようにチャイルドロック機能を装備した「チャイルドロック付コンロ」など、子どもの安全や健康へのこだわりを設計・設備に反映させています。

 
 

 

[積水ハウスの“キッズでざいん”のこれまでの運用展開]

 

当社がこれまで提案してきたユニバーサルデザインの考え方に基づき、子どもが住宅内でやけどや転落などの大きな事故を起こさないように安全・安心の配慮を行うとともに、子どもが自ら危険を察知する能力や自らを守る力を育み、子どもの成長を妨げない設計配慮を施します。

 

■“キッズでざいん”の埼玉エリア先行展開(平成18年5月より)

当社では、平成18年5月より埼玉エリアにおいて“キッズでざいん”の考え方をわかりやすく5つのテーマに分類し、チャイルドロック機能付のコンロや浴室扉、指挟み防止配慮収納折れ戸などのユニバーサルデザイン部材を標準アイテムとして提案するほか、テーマごとに空間やアイテムを提案することで、家族の子育ての価値観にあわせてコンサルティングを行いながら住まいづくりを進めてきました。

 
 

■生活提案型モデルハウス「くらしのアイデア館・小林さんち。」
(平成18年8月、関東工場内「住まいの夢工場」にてオープン)

小林さんという架空の家族を設定し、その家族構成から住まい方をはじめ、間取りや設備をできるかぎりリアルに落とし込むことで、見学者に生活の疑似体験をしてもらい、自分の住まい方と比べながら理想の住まいの発見に役立ててもらうための体験型モデルハウスです。

 

また、「くらしのアイデア館・小林さんち。」では、くらしのアイデアやヒントを書き記した葉書サイズのカードを実際の空間を見ながら選択し、ファイリングすることで、我が家らしい住まい像がまとめられるような仕掛けを取り入れています。 
 
 

■軽量鉄骨造2階建モデル商品「ビー エコルド 『家族がつながる家』」
(平成19年4月発売)

「ビー エコルド『家族がつながる家』」は、30代から40代を中心とする子育て世代向けに、家族と環境にやさしい家というコンセプトのもと、「家族思いのデザイン」「家事楽・省エネのスタイル」「親自然・環境共生のプランニング」の3つの視点を基本として、家族が心地よく暮らすためのアイデアにあふれた住まいを提案する軽量鉄骨造の戸建商品です。

 

 

 

□家族思いのデザイン

家族みんなで調理や後片付けがしやすい「対面オープンキッチン」や、子どもの成長に合わせて模様替えが可能な「子どもの部屋」、廊下などの共有スペースに設けた情報コーナー「ファミリーライブラリー」などを提案。

 

□家事楽・省エネのスタイル

収納量が多く玄関がすっきりする「シューズクローク」やエコロジーにもエコノミーにも貢献する快適性能「次世代省エネルギー仕様」などを提案。

 

□親自然・環境共生のプランニング

ハイブリッド光触媒塗装によりセルフクリーニング効果と空気浄化機能を持つ新外壁材「エコルデック」の標準採用や、鳥や蝶が集まる樹木を植えることにより子どもたちに生態系の大切さを伝える「5本の樹」計画などを提案。



 

<本件に関するお問合せ先>

積水ハウス株式会社
広報部
(大阪) 06-6440-3021
(東京) 03-5575-1740

※掲載内容は発表時点のものであり、現在の内容と異なる場合がありますのでご了承ください。