Sekisui House News Release

平成21年7月13日

 
 
「可変子ども空間」や「5本の樹・野鳥ケータイ図鑑」など
子どもの安全や成長に配慮した積水ハウスの取り組みのうち7項目が
第3回キッズデザイン賞を受賞しました
 

この度、特定非営利活動法人キッズデザイン協議会(本部:東京都文京区)主催の第3回キッズデザイン賞において、子どもの安全や成長に配慮した積水ハウスの取り組みのうち7項目がキッズデザイン賞を受賞しました。今般の受賞により、一昨年昨年に引き続き、3年連続の受賞となります。

なお、8月6日(木)から9日(日)に開催される「キッズデザイン博2009」(会場:TEPIA、所在地:東京都港区)では、第3回キッズデザイン賞で受賞した作品が展示され、5日(水)には全受賞作品の中からキッズデザイン大賞や部門賞などが発表されます。

キッズデザイン賞の主旨について(キッズデザイン協議会ホームページより引用)
キッズデザイン賞は、子どもたちの安全・安心に貢献するデザイン、創造性と未来を拓くデザイン、そして、子どもたちを産み育てやすいデザインの顕彰制度です。受賞作品には「キッズデザインマーク」の使用が認められます。産官学民が“デザイン”の力を通じて生み出した、子どもたちのための成果について、社会的、文化的な見地から公正な評価を与え、その優れたものの顕彰を通じて、産業・研究活動と子ども環境の高度化を図ることを目的としています。

今般受賞した7項目は下記の通りです。各項目の詳細については次頁以降を参照ください。

<建築・空間デザイン部門>
  ☆ 可変子ども空間
  ☆ セキュリティタウン リフレ岬 望海坂
<コミュニケーションデザイン部門>
  ☆ 静岡・住まいの夢工場(※1)における住育体験学習
  ☆ 5本の樹・野鳥ケータイ図鑑(※2)
<商品デザイン部門>
  ☆ 指はさみ防止引き戸
  ☆ ケータイホームシステム
<リサーチ部門>
  ☆ 通学路における子どもの犯罪危機回避に関する基礎的研究

(※1) 「住まいの夢工場」、「夢工場」は積水ハウス株式会社の登録商標です。
(※2) 「5本の樹・野鳥ケータイ図鑑」は積水ハウス株式会社の登録商標です。

■各受賞内容について

☆ 可変子ども空間(建築・空間デザイン部門)

「可変子ども空間」では、住まい手のライフスタイルやライフステージ、特に子どもの発達段階に合わせ、可動式の間仕切壁や間仕切収納を用いて間取りを柔軟に変化させることができます。

空間可変システム「マドリング・ライフ」(※3)

空間可変システム「マドリング・ライフ」は、短時間で簡単に施工でき、間取りを変更することができる間仕切壁です。天井と床を仕上げた後での施工が可能で、床材や天井クロスの傷みもほとんどありません。また、通常の間仕切壁のように壁を解体して再度仕上げを施すという手間がかからず、複数回にわたり再利用が可能です。

(※3) 「マドリング・ライフ」は積水ハウス株式会社の登録商標です。

<可動間仕切収納「ヴァリエス」(※4)

「ヴァリエス」は、クローゼットや本棚とキャスターが一体となった収納システムです。内蔵された昇降式キャスターにより、住まい手が自分で容易に移動させることができ、子どもの発達段階に合わせて部屋のレイアウトを変更できます。「ヴァリエス」を2つ並べて床から天井までの間仕切りとして利用することも可能です。

(※4) 「ヴァリエス」は積水ハウス株式会社の登録商標です。

 

☆ セキュリティタウン リフレ岬 望海坂(建築・空間デザイン部門)

「リフレ岬 望海坂」は、大阪府泉南郡岬町に位置し、平成14年5月に分譲を開始した約700区画を有する積水ハウスの大型分譲地です。ここでは、子どもたちが安全に安心して暮らせるように、<住宅><まち><コミュニティ>の3つの視点から考えた防犯配慮のまちづくり(タウンセキュリティ)を実践しています。

<住宅>

全戸にホームセキュリティシステムを標準装備しており、室内に設置した熱感センサーにより侵入者を監視します。また、全戸に防犯合わせ複層ガラスや1キー2ロックのディンプル錠など高性能な防犯アイテムを採用し、家族の安全を守ります。

<まち>

専任の警備員が24時間常駐し、タウン内の巡回をはじめ、ホームセキュリティから通報があったときもすぐに駆けつけます。さらに、公園などまちの中に設置されたウェブカメラの映像を、自宅のパソコンでリアルタイムに見ることができ、住民自らが子どもたちを見守ることができます。

<コミュニティ>

まちの防犯性を高めるには住民同士のコミュニケーションを深めることが重要であり、「リフレ岬 望海坂」では住民間のコミュニティ育成に注力しています。住民自らが企画し、定期的にバーベキュー大会や防災訓練を実施することにより、親睦を深めながら強い絆を築いています。

☆ 静岡・住まいの夢工場における住育体験学習(コミュニケーションデザイン部門)

住まいの夢工場」とは、見学者が実際に体験したり実験に参加することで、住宅の構造や施工技術、耐震性や耐火性能など、積水ハウスの住宅を支える技術を実感できる体験施設で、全国に6か所あります。

その中でも静岡・住まいの夢工場(所在地:静岡県掛川市)では、地元の小学校・中学校・高校の生徒や教職員に対して、同施設での体験学習を積極的に実施する教育支援活動を行っています。

大地震の揺れの疑似体験や窓ガラスの破壊実験、住宅の遮熱・断熱性能体験などを通して、子どもの頃から建築物の安全性や快適性等に関する知識を深め、住まいづくりの考え方や環境への配慮を学んでもらうことができます。

住宅会社として地域に根差し、地域と共に成長したいという思いで平成15年にこの取り組みを開始して以来、延べ3000人を案内し、生徒や教職員、保護者からも高い評価を得ています。最近では、この住育体験学習を恒例行事とする学校もあり、環境やユニバーサルデザインの取り組みについて当社から出張授業も行うようになりました。

☆ 5本の樹・野鳥ケータイ図鑑(コミュニケーションデザイン部門)

積水ハウスでは、庭づくりやまちづくりを考える際、地域の気候風土に適した自生種や在来樹種を植える「5本の樹」計画を提案し、地域の生態系を守る取り組みを行っています。「5本の樹・野鳥ケータイ図鑑」は、この「5本の樹」計画に賛同いただいたお客様に専用のQRコード(携帯電話用バーコード)を盛り込んだ「植栽カード」を配布し、お客様が携帯電話の専用サイトでその樹木の解説やお手入れ方法などを簡単に入手できるというものです。また、樹木だけでなく、樹木に集まる鳥や蝶の写真や解説を閲覧することができ、鳥の鳴き声をサイトから再生して確認することも可能です。

「5本の樹・野鳥ケータイ図鑑」は、自然観察や保護に関心のある子どもたちやその家族が、樹木や鳥、蝶をもっと身近に感じてもらうことで環境意識の向上を図り、さらには親子のコミュニケーションを図るきっかけとして活用してもらうことを期待しています。

「5本の樹・野鳥ケータイ図鑑」サイトURL : http://5honnoki.jp

☆ 指はさみ防止引き戸(商品デザイン部門)

積水ハウスでは、家の中において子どもが引き戸を開け閉めする際に指をはさんで怪我しないよう、安全に配慮した「指はさみ防止引き戸」を全ての戸建住宅に標準採用しています。

<ソフトクローズ機構>

引き寄せ金具を用いたソフトクローズ機構を採用し、引き戸が閉まる直前にブレーキを掛け、その後ゆっくりと戸が閉まる仕組みになっています。

<ストッパー付引き手>

引き込み戸引手部分に内蔵されたストッパーを拡げることで、引き戸を開ける際に引き手金物と建具枠に指がはさまるのを防ぎ、戸当たり音も抑えます。

☆ ケータイホームシステム(商品デザイン部門)

「ケータイホームシステム」は、携帯電話(おサイフケータイ(※5))のFeliCa(※6)機能を使った玄関ドアの非接触による施解錠と、遠隔地からの施錠確認・施錠操作、施解錠操作情報の通知(家族の誰が鍵を開けたかを登録アドレスに通知する機能)、照明やエアコンのON/OFF操作、訪問者の画像確認をおこなえる「安全・安心」「便利・快適」な暮らしを提供できるシステムです。本システムを使うことにより、子どもが学校から帰宅したかどうかを確認できるだけでなく、子どもが万一鍵をかけ忘れている場合でも遠隔で施錠ができます。

なお、この「ケータイホームシステム」を現在販売中の当社の戸建分譲地「コモンアベニュー(※7)毛野 時季の街」(所在地:栃木県足利市、総区画数:67区画)の全戸において標準装備しています。

(※5) おサイフケータイ:FeliCaチップを内蔵した携帯電話。「おサイフケータイ」は、株式会社NTTドコモの登録商標です。

(※6) FeliCa:ソニー株式会社が開発した非接触型ICカード技術。リーダーにかざすだけでデータのやり取りができ、偽造・変造がしにくいセキュリティ性の高さから料金の精算など様々なサービスが提供されています。「FeliCa」は、ソニー株式会社の登録商標です。

(※7) 「コモンアベニュー」は積水ハウス株式会社の登録商標です。 

 

☆ 通学路における子どもの犯罪危機回避に関する基礎的研究(リサーチ部門)

(日本女子大学、日本福祉大学との共同研究)

子どもが犯罪に遭わないように、危険が潜んでいる恐れがある場所には近づかないように子どもに指導するのが一般的ですが、全国各地の通学路事情を考慮すると、人目の届かない場所を通学路にせざるを得ないケースが散見されます。そのような場合、子どもたちに危険な場所を学ばせるだけでは不十分で、不審者に遭遇した場合の対処法についての教育も必要となります。

そこで、日本女子大学、日本福祉大学と共同で、小学校1〜6年生までの男女計12名を対象に「安全に逃避するために必要な不審者との対峙距離」「助けを呼ぶ声の届く距離」について測定しました(実施時期:平成16年11月)。

これらの測定結果から、「不審者と対峙した場合は4m以上離れるようにすること」「助けを求める際には防犯ブザーとの併用が望ましいこと」などの子どもへの防犯教育につながる具体的な指針を得ることができました。


 

<本件お問合せ先>

積水ハウス株式会社
広報部
(大阪) 06-6440-3021
(東京) 03-5575-1740

※掲載内容は発表時点のものであり、現在の内容と異なる場合がありますのでご了承下さい。