
Vol.005|大人だからこだわりたい! 照明のアレコレ
インテリアの要素のなかでも、大切な要素となるのが「明るさ」、つまり「照明」です。単に部屋を明るくするだけでなく、「心を和ませる灯り」とするには、どのようにしたらよいのでしょうか。照明選びの基本を紹介していきましょう。
時間と場所によって光を変える

そもそも照明の役割とは、室内を明るくすること。しかし、明るさの感じ方は一人一人によって異なります。これは家族でも同じで、同じ照明でも、暗いと思う人がいたり、明るいと思う人がいたり……。ですから、新しい住まいをつくるときには、家族にとってちょうどいい「明るさのイメージ」を共有することが大切になります。
また、光は体内時計と密接に関連しています。例えば朝、目覚めが悪い人は、たっぷりと日差し(強い光)を浴びて、体内時計を目覚めさせるのが有効です。また、昼間、しゃきっと仕事や家事をしたいときには、できるだけ青白い灯り(たとえば蛍光灯など)を使うことで、神経を活性化させることができます。一方で、夕方から夜は、光源がほんのりとオレンジがかった色(白熱球など)でほんのりと照らすことで、リラックスモードへと切り替えることができます。ですから、新居のプランニングが決まったら、明るさのイメージはもちろん、どの時間帯にどんな灯りのもとで暮らしたいのか、よく相談しておくといいでしょう。
生活シーンによって照明を使い分ける

また、時間やシーンによる照明の使い分けを助けてくれるのが、間接照明や調光ランプです。 調光とは、その名の通り、光の強さを調節できるもの。最近では5段階、7段階などきめ細かく設定できるものが増えています。
(鶴岡氏)「夜は、あまりに強い光を浴びていると心身が疲れてしまうもの。朝はシャキッと強い光を、夜は穏やかな光を、などと時間帯によって使いわけると、ぐっと心を和ませることができますよ」
また、間接照明とは、直接、室内全体を明るくするのではなく、壁や天井などに、一度光をあててバウンドさせたもの。ランプやダウンライトを使うなど、さまざまな手法があります。この間接照明のメリットは、調光と同様に、夕方?夜にかけて、なんともいえないゆったり感やくつろぎ感、癒しを演出できる点にあります。家で癒されたいと考えている人にはぴったりの手法です。
また、大画面TVの周辺にも、照明の工夫は欠かせません。というのも、これらの製品は輝度(きど・光源のまぶしさを示す量)が高いため、周囲と光の差があり過ぎ、目に負担となってしまっているのです。ですから、テレビやモニターの背後や左右に、補助的な照明を設け、光のグラデーションをつくり、目への負担を軽減するとよいでしょう。こうした工夫ができるのも、新築の住まいならでは。配線にも気を配りながら、理想的な灯りの空間を目指したいものです。
壁だけでなく、室内の緑や絵画などに照明を当てて反射させるだけで、部屋の雰囲気はまったく変わります。リラックスしたい夜などに、照明のスイッチを切って、空間の違いを楽しんで見てください。特におすすめなのは、観葉植物と照明の組み合わせです。グリーンと光があいまって、なんとも心やすらぐ空間になるもの。お金をかけずともできる工夫なので、ぜひ取り入れてみてほしいですね
作成日:2011年12月22日













